有限会社うら建装■長崎■長崎市■塗装、塗装工事、外壁改修、各種防水工事、総合リフォーム、店舗工事等の事ならうら建装へお任せ下さい

しんせつ3回塗り

住宅のバリアフリーについて

こんにちは。うら建装です。
月に1回住まいに関するコラムを掲載していきます。
皆さまの暮らしのお役に立てたら幸いです。

さて今月は、バリアフリーについてお話いたします。
近年、住宅のバリアフリーリフォームという言葉をよく耳にします。
祖父母や両親との同居などで高齢の方と一緒に住む際には、避けては通れない話題。
将来的に自分自身が困らないためにもバリアフリーについて知っておくことは大切です。
そこで、バリアフリーの意味や、リフォームされる箇所などをご紹介していきます。

■バリアフリーとは
バリアフリーには「障壁を取り除く」と言う意味があります。
日常生活においての障壁となる要因を取り除き、子供から高齢者まで どの年齢層の方でも同じように生活できるような環境を意味します。

次は、住まいにおけるバリアフリー設備についてご紹介いたします。

■浴室

浴室は、足腰が弱ってきた高齢者の方や小さなお子様、妊婦さんなどにとっては 脱衣所から浴室まで段差や、滑りやすい床材など、転倒する要因が多く大変危険な場所です。
転倒の要因を取り除き、使いやすい浴室を目指しましょう。

・浴室暖房乾燥機の設置
冬場に暖かい居間から冷え切った浴室へ行くことで、 急激な体温低下に伴い血圧が上昇し、心筋梗塞や脳卒中などを起こす人が増えています。
浴室に暖房を設置することで、居間と浴室の温度差を抑え、リスクを防ぐことができます。

・脱衣所と浴室の段差を解消
足腰が弱い高齢者は、わずかな段差にもつまずきます。
特に転倒した場合は骨折に繋がる場合が多いので注意が必要です。
脱衣所と浴室の段差を2cm以下に解消することで、スムーズな出入りが出来ます。

・浴槽の高さはまたぎやすい40cm以下の高さに
古いタイプの浴槽は高さがあり、またぐ時にバランスを崩しやすく危険です。
壁に手すりを設置するという手もありますが、近年は低いタイプの浴槽が主流になっているので 浴槽自体を取り換えてしまうという選択肢もあります。

・手すりの設置
浴槽をまたぐときや、浴室から出る時などに必要です。
脱衣所にも設置すると浴室へ入る時の転倒防止になります。

・滑りにくい床材へ
古いタイルなどは水に濡れるとどうしても滑り易くなります。
滑りにくい床材や、速乾性のある床材などに変更がすると転倒しにくくなり、 高齢の方だけでなく、小さなお子様や妊婦さんにも安心です。

■居間

・ミニスロープを設置する
和室とフローリングがひと続きになっている場合、襖や障子の桟に小さな段差があることがあります。
これは、擦り足で歩きがちな高齢の方にとって非常に危険です。
小さなスロープを設置して、段差を解消しましょう。

・引き戸する
室内のドアは引き戸がオススメです。車いすや杖でも、開閉がしやすくなります。
さらに、取っ手をレバーハンドル形式のものにすると、高齢者や子供でも使いやすいです。

・照明はLEDに
高齢になると視界が暗くなり、明るい照明器具が必要になります。
白熱電球より明るいLEDライトの設置がオススメです。
設置の際に、スイッチをワイドタイプの物にしておくと、スムーズに点灯できます。

いかがでしたか。
バリアフリーへのリフォームは介護保険の補助制度が利用できます。
自宅に介護認定を受けている高齢者がいる場合は 一度、各自治体に相談してみて下さいね。
うら建装ではバリアフリー工事も承っております。
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。



ページの先頭へ